2015.4.11 きっかけ
何を始めるにもきっかけがある。きかっけとは、動機のことで、行動に移るという点において、きっかけの方が強い意志を感じさせる言葉だ。
よく第二の人生という言葉は、現役を退いて定年後に再就職する場合などに使う。これは人生の節目を意味しており、何かのきっかけとなる機会と言えるだろう。
人によっては、同じ路線を歩む場合が多く見られるが、そこには強い自己判断はあまりなく、新しい働き場所に異動するといった感じが強い。
すっぱりと現役を退き、それをきっかけに異質の職業に鞍替えする人も結構いる。広義の天下りと言う性質を持つものでなく、我が道を行くというスタイルだ。これには結構勇気と決断が必要だ。それだけ失敗と後悔を背負うリスクが伴うからである。
私の場合も後者で、あえて自分のやりたい道に進んだ。収入的には厳しいものがあったが、学ぶものが、それに勝るものがあったので、後悔はしていない。それが今こうして、Web Writer(インターネット上で自己表現するなりわい)などと言ってはばからない所以(ゆえん)だ。
こうして第二の人生は続いているのだが、次のきっかけと言えば、後期高齢者の仲間入りをした時を上げられる。
今度は肉体的な節目である。体の衰えを強く感じるのは、丁度この頃になるのは、殆どの高齢者に通用する話だ。各種のクリニックに通うことになる。そこはほとんどが、俗に言えば、じいちゃん、ばあちゃんの姿であふれている。
身体の老化がきっかけで、体の管理の重要性に覚醒した。身体は鍛えなければ衰えるというのは自明の理である。薬は対症療法なので、病を治すのでなく和らげる程度と考えた方が良いだろう。
老いに対抗するには、動くこと、手入れをすること、生活のリズムを守ること、頭を鍛えること等々いくらでもある。こうしたきっかけを心身のギヤチェンジのチャンスと捉え「今できることは今やる心得が肝要だ」と、体に鞭を入れている。
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