2015.4.22 体で表現する
「縦・横・斜に振るものな〜んだ」のっけからナゾナゾで始める。答えは「首」縦は「頷くこと」横は「否定すること」斜は「はてなと言った疑問を示すこと」ということを表現している。
このように人は言葉でなく、体で自分の意志を伝えたりする。コミュニケーションの一つで、広く知られているボディラングェジの一種である。
社会学者はこれを「非言語行動」などと難しげな分類をしている。
体で表現するする方法で、直ぐに上げることのできるものがかなりある。ただこの表現法はお国柄を反映しており、万国共通というものでもない。その辺を理解しないで、ほかの国で同じ手法を使うと誤解を招き、飛んでもないことにも発展するので、注意が必要である。
指で表現するものでは、親指と人差し指で作る円は、わが国では「お金」ないし「OK」のサインで通じるが、ブラジルなどでは性行為そのものを指すとされているので、下手に日本女性がブラジル男性に対してこんなサインを出すと、どういうことになるか察して頂きたい。
これも指で示すサインで「サインはX」で知られる、人差し指と中指を広げてX字を相手に見せるのは、勝利のアピールである。必ずしも勝利だけではなく、写真のポーズとして女性が街中でこうしたサインを出して、写真に収まる姿を見る。最近は「ハイチーズ」だけではないようだ。
他にもそれぞれの指で示す表現がある。競技の優勝者がゴールを切るとき、人差し指を高く掲げて宣言するのが「No.1」のポーズ。これは拳固を突き上げる場合もある。
最後の例は小指のサイン。日本では男が対話の中で、小指を立てて表現するのは「彼女」のこと「君のこれは」などと言いながら小指を立てる。
今回は、限られた「非言語行動」に絞ったが、普段何気ない仕草で「体で表現」している覚えは、誰にでもあることだろう。
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