kiji

2015.4.29 色いろいろ
 人によって色の好みは別れる。黒系の地味好み、赤系の派手好み。または暗色系とか明色系好みというか、どちらにせよセンスの違いが出るものだ。
 私にしても色の好みはある。着るものは殆ど黒か紺系と暗い傾向が強い。夏だけ白色系に変わるが、これは好みとは別で季節色である。
 個人的話題で恐縮だが、ホームページ上の色使いにも、自分の好みが出てしまう。
 それが顕著に出ているページが「字源」だと思う。この画像は黒を背景に、多くて4色で済ましている。これには理由があり、解説文字や元になる文字に配色する場合、目立つことが優先するようにしているからだ。目立つようにするため、背景の黒の反対色が基調になる。
 実際に絵を描く作業(CGのページ)となるとプロの画家と違い、悲しいかな風合いとか、色合いといった独自の味を出すのは難しい。 大体、行き当たりばったりの空想を、画像として描きたいなどということは、無謀な挑戦なのかもしれない。トップ画像や字源文字のような塗り絵とは違って、自分で創造しなければならないので悪戦苦闘の連続だ。
 イメージしたものを表現するということが数を重ねるごとに難しくなるのは何でだろうか。「どうもネタ切れなのかな」などと疑問が湧いてきて「どこまで今のリズムを刻めるか」などと弱気の虫が顔をのぞかせたりするのだ。
 絵を描いたり、色彩を付ける作業は、色気が出てくるもので、変に恰好付けたくなるものだ。大体が「年寄りの冷や水」のような仕事で始めたのだから、そんな色気はさらりと捨てて、真っさらな白いキャンバスに向かえば、弱気の虫も何処かへ行ってくれることだろう。 



 
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