kiji

2015.8.12 占い
 占いというものは、信じる信じないは別として、妙に気にかかる。よくテレビの朝番で「本日の運勢」などと称して、星座によってその日の運勢を占っているが、自分の星座の運勢が悪いのを見てしまうと、決していい気分にはならない。
 子どもの頃、下駄を足から高く放り投げ、落ちた時に表なら晴れ、裏なら雨、めったにないが横に立てば曇りといった占いをしたのを覚えている。トランプ占いなども誰でも経験があるだろう。占いの種類は非常に多い。そうした占いは古今東西、世界中で広く受け入れられている。
 「当たるも八卦当たらぬも八卦」という諺は誰でも知っている。八卦とは何のことだろう。ウィキペディアによれば「卦は爻(こう)と呼ばれる記号を3つ組み合わた三爻によりできたものである。爻は易の卦を構成する基本記号のこと。長い横棒(─)と真ん中が途切れた2つの短い横棒(--)の2種類がある。爻では前者を剛、後者を柔と呼ぶが、伝では陽、陰とする。陽爻と陰爻は、対立する二面性を表し、陽爻は男性・積極性などを、陰爻は女性・消極性などを表す。これらを3つ組み合わせた三爻により八卦ができる」とある。よく理解はできないが、この記号は街中の易者のトレードマークのようなものだから、よく見かける。
 一方、西洋占星術で誰でも知る星座占いはおひつじ座・牡羊座、おうし座・牡牛座、ふたご座・双子座、かに座・蟹座、しし座・獅子座、おとめ座・乙女座、てんびん座・天秤座、さそり座・蠍座、いて座・射手座、やぎ座・山羊座、みずがめ座・水瓶座、うお座・魚座の12星座別に占うもである。
 これらはよく知られた占いであるが、先(将来)のことを予言するのが占いだが、似たようなものに、暦を見て慶弔の予定を立てるのも一種のゲン担ぎみたいなもので、結婚式は大安の日に、友引の日には葬式はやらない(火葬場が休み)など運勢歴も慣習になっている。
 このように占いやそれに深く関わる暦を知ろうとする試みは、とても私の手に負えるものではないことが分かった。「明日は明日の風が吹く」流の方がストレスがかからない。



 
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