kiji

2015.8.23 モノ忘れ
 何の足しにもならないのがこのコラム。今回は特にどうでもいいものなので、お好きに呼び飛ばしてもらいたい。
 ということで、今回は歳を重ねるごとに進むモノ忘れを話題にする。
 よく、テレビの健康食品のコマーシャルで「人の名前が咄嗟に出ない人にはこれを飲めば、驚くほど効果が出る」などとうたって、その気(け)のある人は買って飲んでのではないだろうか。それほどまでしないと、記憶を呼び戻すのに時間がかかるのは、歳を取ればやむを得ないことだ。こうした人の名前が中々出てこないのは、誰でも覚えがあるだろう。
 これらは度忘れといってもよく、忘れた頃になって次々に名前が出てきたりする。
 忘れやすいと同様に物覚えも悪くなる。モノの名前が覚えられない。特に常用している薬の名前などは殆ど覚えない。大体ネーミングがよくない。例えばラベプラゾール(胃薬)などのように、カタカナで7文字もあるとまず覚えられない。太田胃散とか正露丸の和名とかせめてノーシンのように短くて乗りのいいのにしてくれれば、少しは覚えられると思うのだが。
 名前同様建物の場所も覚えられない。これは前にも書いたが、私は極め付きの方向音痴なのだから今更ではないのだが、特別の目印になる建造物を目当てに行かないと目的地にはまず辿り着けない。このように記憶はどうも当てにならなくなっている。
 「記憶より記録」というのが私の持論だが記録に頼りすぎるのも問題だ。医者の予約などに関して私は毎週腰の理学療法の治療受けており、これには毎週予約を入れないといけない。このスケジュールを家の書き込みができるカレンダーに書いておいて忘れないようにしている。ところが毎週のことなどで、予約は入れてもカレンダーには書き忘れることがある。そうすると、間違いなく行きそびれてしまう。これなどはメモに頼り切っているせいである。 こうなると二重のチェックが必要になる。モノ忘れには面倒だが念には念をいれた確認作業を怠らないことが、ベストな策ということになるのだろう。




 
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