kiji

2015.8.30 サイズ考(はがきと封筒)
 同窓会など年数回、かつての仲間と会うことがある。こんな時私は必ず記念の集合写真を撮る。この年になるとまた会えるという保証はないから、元気の証として、全員に手紙に添えてハガキサイズの写真を郵送することにしている。封筒の中身は、大体和便箋2枚と写真1枚となる。これを送るのが郵便ということになるが、郵便には定形と定形外の2種類あって、はがきや小さい一般的封書は定形郵便に入る。
 この定形郵便の規格は次のようなものだ。定形の代表的なはがきのサイズは100×148mmと決められている。
 封書に入れる手紙は、紙のサイズでB5判(189×267mm)の一般的和便箋を使う。和便箋を好んで選ぶ訳は、筆書きするためで、筆には和紙と自分で決めている。便箋を3つ折りにして定形封筒に入れる。定形の封筒も色々のサイズがあり、数えてみたら12種類もあった。
 私がもっぱら使うのが、定形郵便なので、これに関して説明してみる。
 郵送する場合、いかにして写真と手紙を効率的に入れるかがポイントになる。色々試してみたが限られたサイズのものに絞られる。今使っているサイズは角8号と呼ばれるもので118×197mmである。これだと手紙を3つ折りにして写真を挟み込んで納められるのでバランスが良い。以前は洋形2号というサイズの封筒を使っていた。これはよく招待状を入れるのに使われるものだ。この場合、手紙を4つ折りにしなければならず、和便箋を4つ折りするのが気に入らず、今のサイズの封筒になった。
 ただこの封筒は給料袋などにも使われるので、郵便番号枠が印刷されていない。あちこち探し回ってやっと木製の枠判を見つけ、赤スタンプを使って郵便番号枠を押している。郵送するのには、このような試行錯誤を繰り返して、一つの形ができる。
 何事にも通用することなのだが、小さなことでも学習しないと定まらないものがあるということを、ここでも再認識した。




 
この記事に関するご感想などを下記メールでお寄せください。comfree@papars.net
過去のの記事を閲覧するには日常細事のアイコンをクリックしてください。
©2013 papa's_pocket. All rights reserved.