kiji

2015.1.15 笑門来福
 表題は四字熟語に直しただけでx本来は「笑う門には福来たる」が一般的な諺。
 笑うということを、身体で示すと「口元がほころぶ」から「抱腹絶倒」にいたるまで、実に多様だ。笑いは大体が顔で表現される。
 この笑い、諺にあるように、福が来るほどであるから、当然体には良い筈だ。例えば、ストレス解消、細胞が活性化することによるガン予防、糖尿病の治療にも効果があるらしい。
 人にとって笑いは欠かすことのできない健康の素なのだ。
 昔こんな人を見たことがある。かなりの年輩であったが、桜木町を中心に活動しており「笑いは健康の元」という幟を掲げ、上半身裸で、「ワッハハ、ワッハハ」と大声で笑い周囲の注目を集めている人を思い出した。
 そこで笑いについて、顔の表情から観察することにしよう。
 最初は口元がほころぶような笑みから。朝の散歩道で、いつも自分の家の前の道路を掃除している上品な老婦人に出合う。目が合うと「ニコリ」と微笑み頭を下げる。私も「おはようございます」と応える。これなどは爽やかな笑いと言えよう。
 次は哄笑に近いのが、人が多く集まると話が盛り上がって「アッハハ」と大声で笑う人を見かける。押し殺すような笑いもある。笑いを抑え切れずに、「ククッ」とまたは「クスクス」と忍び笑いする姿も良く見かけるちょっと品の無い笑い方だが、「ゲラゲラ」と底が抜けたような笑いもある。
 このように笑いの表現には事欠かない。いずれにせよ陽気な笑いがよい。誰もが楽しい笑いにつつまれて毎日を過ごすことができれば、これほど幸せな生活はないだろう。


 

 
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