2015.1.1 松の内
明けましておめでとうございます。
いよいよ新しい年の始まり、我が家の玄関口には、今年の無病息災、家内安全を呼び込む松飾りが置いてある(写真)。
言い伝えによれば、お正月を迎えるに当たって松を飾るのは、神道で言うところの「歳神様」の訪れる際の目印とするためなのだそうだ。
正式には門松を立てるのが理想だが、住宅事情でそうもいかないので、我が家のような飾り付けになっても、心の広い「歳神様」は、訪れていただけるというから有難いことだ。
今でもショピングセンターの入り口などで本格的門松を見ることはできる。観察してみると、3本の長く太い竹を中心に置いて、松と梅の枝を組合せ、下の方に筵(むしろ)を巻き輪飾りを掛けているのが見て取れる。
松を飾るという風習は、長くから続いているもので、どこの家庭でも見られる光景だ。松飾りをして、清々しい新年を迎える事ができるのであれば、宗教には関係なく、それはそれで良しとしよう。
松の内の期間は1月7日までで、それまで「歳神様」は松の内に宿っていて、7日を過ぎると家の中で1年間家を守ってくれると言う。どこの家も「歳神様」に守られことを祈るとしよう。
次回は「七草粥」を4日に掲載予定。
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