2015.1.22 あくびは伝染する
会議の席や電車の中で誰かがあくびを漏らす。すると周りの人もつられてあくびするといった光景はよく見かける。どうしてあくびは伝染するのだろうか。今回は、その不思議に迫ってみた。
最初に、あくび(欠伸)はなぜ出るのだろう。ネットで調べてみると「あくびは眠たい時などに不随意に(反射的に)起こる呼吸動作」とある。
あくびが出る状態は次のような時に起こる。
・眠たいとき・極度の緊張状態にあるとき・寝起き時などを上げることができる。
人前で大あくびをするのもはばかるので、無理に押し留める。こういう状態は「欠伸を噛み殺す」などと表現する。
生理的には顔面、四肢や体幹の伸長、涙の分泌を伴うことが多い。
また、あくびが伝染するのは、何もあくびをした人と同じ場所にいると限られるわけでもない。テレビのドラマなどで演技中のあくびを見ても伝染してしまう。「アーア」という声だけで反応して一緒になってあくびが出てしまう。
一節によると、飼い犬や飼い猫など飼い主と親しい間柄にあると、どちらかがあくびすると、片方もそれに同調してあくびするという。真偽のほどは、犬や猫を飼っていないので分からないが。
状況から察するに、あくびと脳の活動とは密接な関係がありそうなのだが、詳しくは究明されていないということだ。
このコラムを読んで、あくびを漏らしている人もいることだろう。ほら伝染した。
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