2015.1.4 七草粥
大晦日から今日まで忙しく時間が過ぎ去った。ホームページのリニューアルに手間取り、食事と短時間の散歩以外は、殆どパソコンに向かう日々であった。どうにか恰好が付いてきたので、ようやく予定のコラムを書き上げることができた。
1月7日は年中行事の一つ「七草粥」を朝の食膳に供する日である。
春の七草とは、一般には「セリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ(母子ぐさ).ハコベラ(はこべ)、ホトケノザ(三界草).スズナ(かぶの別名)、スズシロ(だいこんの別名)を指す。
起源は、「平安前期の896年(寛平8)に宇多天皇は、初めて七種の若菜を入れた粥を、神に供えて無病息災を祈念し、これが七草の始まりとされる(たべもの起源事典)」
七草を刻みながら「七草なずな、唐土の鳥が、日本の国に渡らぬ先に、七草たたく、すとんとんすとんとん」と唱えるのだと、幼い時、誰知らずだが教わった記憶がある。
我が家の七草粥は上に示した具とは違う、餅や大根の葉っぱ、玉ねぎ、里芋、せり、人参といったお節料理の残り物を雑炊にしている。なぜか7つ目の具に鳥のささ身を細かくほぐしたものが入っていたりして、中華風鳥雑炊の感もあるのだが。それに醤油やラー油をかけたりすると、お節料理に食傷気味の胃袋に、新鮮な食欲を呼び戻してくれる。
明日は一日遅れの御用始め。休息していた企業戦士たちが、また忙しない日々に追われることになる。これで今年は本当に景気良くなればいいのだが。
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