kiji

2015.7.18 趣味百花 (3)
 趣味も色々。頭を使う趣味だってある。学生時代は勉強は禄にせず、遊んでばかりいた者が、急に外国語を習い始めたりする。どうやら海外旅行を一層楽しむつもりらしい。主にヒヤリングと会話を習得したいつもりのようだ。大概は途中で挫折したり、実際の役には立たないものだ。大体言葉は幼児のように「習うより慣れろ」で、そう簡単に身につくものではない。そっちの方はツワーガイドなどの専門家に任した方が無難である。沖縄の人と東北の人が方言で会話したら、ほとんど通じ合わないだろう。外国にだって方言(スラング)があるから、推して知るべしである。
 人の趣味に棹差すようなところから始まってしまったが、心機一転無謀なチャレンジをするもよし。
 芭蕉や蕪村の向うを張って、俳句(川柳)や短歌などをうたう人も多い。新聞を見ると、必ず選出された歌が掲載されるページがある。それほど人気がある証拠である。私も「風楽」などと雅号を付けて、時々日常細事に載せる。評価は別として、17文字または31文字(みそひともじ)に自分の感性を表現するのは難しいが、言葉の字数以上の情景描写ができる。人の想像力をかき立てるところが良い。それだけ難しく、奥が深い。
 これは何回も書いてきたが、同世代人にはあまり流行らない(苦手とされる)のがパソコンやスマホなどの電子情報ツールの使いこなしである。若者には必需品の道具が、年寄りには馴染めないのが残念だ。私のように、お年寄り向けの情報発信するものにとっては、対象の目に届きにくいのが一番の障壁になっている。
 月々1万円のコストは見合わないというのがその理由だろうが「情報」に関しては、オールマイティーの世界に誘ってくれるツールである。私などにとっては、道具(モノ)の筆頭に位置するのだが、その魅力については次回検証する。(続く)

 
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