2015.7.21 趣味百花(4)
電子化された情報の世界にも趣味になるアプリ(ソフトウェア)はいくらでもある。
例えば囲碁・将棋・麻雀など殆どのゲームはパソコン(PC)でできる。それも対戦型といってインターネットを通じて、人同士で遊べるので、リアルタイムに対戦を楽しむことができる。無論PC相手の対戦もできる。最近のアプリは人工知能が組み込まれていて、相当なレベルにあり、手応え十分である。
このように一種の仮想空間で遊ぶことができるので、運動が不得意な人間でもサッカーや野球を自分が参加しているような感覚で楽しめる。
実際に筋肉を使うわけではないので、身体を鍛えることには結びつかないが、身体が不自由な人にも遊びの世界が開かれていることになり、これからも大きな拡がりを見せていくことだろう。
趣味百花と題したように、人によって思いもよらないことを趣味にしているものだ。マッチ棒でお城を作ってしまう世界である。
数多ある中から選び抜いて始めた趣味ゆえに、じっくり時間をかけて、楽しみながら自分のものにしなければ、何とも虚しい。百花というように、せめて花を咲かせるまでは続けよう。自己満足で結構。それは人のためでなく、自分のためにしていることだから。(完)
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