2015.5.5 デザインすること
今日はこどもの日。ゴールデンウィークもやがて終わる。多くの家族連れがドライブや行楽地で楽しい時間を過ごしたことだろう。
こどもは親にとってはかけがえのない宝物(であってほしい)だ。
親は自分のこどもをしっかりと育てるために、ある種のビジョンを持っていると思う。これは育児という名のデザインとも言える。
広義のデザインとは、人生設計をも含んでいるからだ。
改めて、デザインとはどのように定義されているかを調べてみると、次のような説明に出会った。「デザインとは、ある問題を解決するために思考、概念を組み立てて行い、それを様々な基準に応じ表現すること」とされている。デザインを広くとらえると、人間の行為をよりよい形に適合させるための計画だと言うふうに理解できる。
事を始めるに当たって、設計を練りあげると言う作業は、デザイナーだけの仕事ではない。普通の人でも、ある種の設計図を描いて事に当たっているわけで、そうした意味合いから、毎日デザインに関わっていることになる。
最初にゴールデンウィークの家族連れの話を引き合いに出したが、私達の周りはデザインで満ち溢れていることになる。生活する上で、一定の空間の中で暮らすということは、デザイン抜きには成り立たないからだ。
デザインというと、形をレイアウトする図案や設計されたモノをイメージしてしまうのだが、これは狭義な捉え方である。調べてみて初めて、デザインの広がりを再認識した。
自分としては「思い付きと好奇心だけで、行き当たりばったりにことを行うと、必ず火傷する」と学んだ次第である。本音を言わせてもらうと、定義にあるようなデザインは緻密すぎて苦手だ。ラフなデザインに止めておくのが、自分には相応しい。
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