2015.11.18 子どもの遊び(ゲーム1)
人は大人から子どもまで遊びが好きだ。遊びというのは人生における潤滑油の役割を果たす。
遊びは幼いころに経験するコマ回しや、お手玉のような素朴なものから始まり、大人になると競輪・競馬・パチンコと射幸性の強いものへと移っていく傾向が強い。ここで取り上げた大人の遊びは、ギャンブルの部類に入るので、子どもの遊びと同一線上にあると考えるのは、間違っているかもしれないが、遊びは歳を重ねるごとに複数で共有するものへと変質すると考える。言い換えれば社会化する傾向が高くなるということは間違いないようだ。
現在私が娯楽としているのは、麻雀と囲碁であるが、これなどは頭脳を使うゲームで、対戦型とでも表現するか腕を競う相手が必要なゲームである。私の場合、相手はコンピュータである。前にも述べたが、十分相手にとって不足ない。
ゲームの電子化(AI化:人工知能化)は著しく進歩してきており、こどものゲーム世界でも、急速にその波は広まっている。任天堂の「ポケモン」を例にとると、今では子どもの世界の遊びは全く様変わりしていて、赤外線によるワイヤレス通信で新しい遊びを提供する物も発売されている。小学生から高校生まで4、5人集まっているのを見ると、必ずと言っていいほど対戦型ゲームに没頭している。
実に我々戦中世代とは比べ物にならない変貌を遂げている。遊びがアナログからデジタルへと変わってしまった。
いずれにせよ、勉強や仕事だけでは息が詰まってしまう。息抜きにこうしたゲームは欠かせないものであることは誰もが認めることだろう。やがて年末となり、トイザラスのような遊びの道具専門のショッピングセンターが、いつものように大繁盛することになるだろう。
子どもの頃慣れ親しんだ遊びは、手と指先を使うものが多く、この技術は技能を磨き、トランプやかるた、双六などは知能を磨くというように成長を促し、情操を高める働きがあると考える。「遊んでばかりいないで、勉強しなさい」もほどほどが良い。
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