homewriteimagepaintpre2015

イルミネーション 写真はこちら

 昨年3人の日本人物理学者がLEDの発明によりノーベル賞を受賞した。
 LEDとは青色発光ダイオードのことで、照明電球の一種と考えて頂きたい。赤、緑、青の発色が自在にできる。電気を余り使わず、長持ちする理想の照明電球だ。現在普及している照明器具の中では、少々値が張るが、普及が急速に進んでおり、直に安くなるだろう。単体の照明電球ではないが、スタジアムなどで多く見かけるオーロラビジョンなども殆どがLEDを使っている。スタンドから見ると大型テレビで見ているようにきれいな画面なので、感動すら覚える。
 なぜこのようにきれいに見えるのか、それは白色光源を可能にしたためで、その研究成果に対してノーベル賞を受賞したのだ。
 このLED、2020年には6.8兆円規模の市場になるというから、その将来性には太鼓判を押すことができる。
 前置きはこのくらいにして、タイトルのイルミネーションであるが、これもLEDが主役だ。実際どのくらいきれいなのか、この目で確かめようと、クリスマスイヴのMM21を訪ねた。
 最初に行った場所はランドマークタワー。中の吹き抜けになっている広場に巨大なクリスマスツリーを思わせるイルミーネーションが人の目を奪う(写真1)。次に隣にあるクイーンズスクウェアに入る。ここには、様々な形をしたイルミーネーションが飾り付けられており、クリスマスムードを高める演出を見せていた(写真2~5)。
 外に出ると、美術館沿いの並木道が光のアーケードになっている(写真6)。道の並びにある建物の前庭の池に、大きなボール状の光の玉が水面に光を映し、造形美の技に感心させられた(写真7)。
 横浜駅東口に近づき、日産本社の中を通ると、広いフロアの天井に届くほどの巨大なクリスマスツリーが立っている。これはランドマークのものとは違って、時々刻々と色が変化するダイナミックなイルミネーションで、多くの人の足を止めて見入っていた(動画8)。
 約1時間、桜木町駅から横浜駅東口まで退屈しない、光の世界を堪能することができた。

Copyright 2013 Papa's Pocket All Right Reserved.