日常細事


kiji

2016.10.3 貼る・剥す(ガムテープ)
 今回取り上げるテープは少し幅広(4-5センチ)な俗にガムテープと呼ばれるモノで、これもどこの家にでもある。
 紙製、布製、ビニール製など種類は幾つかある。段ボールの蓋を止めるのに使うが、旧来のガムテープは、切手を貼るようにテープの糊の面を水で湿らせて張り付けたりした。最近の製品はそのような手間をかけるガムテープは見かけない。
 紙製と布製とを較べると、紙製はテープを切り取るとき、カッターやハサミを使わないと、切り口が直線にならないところが使いにくい。コストのせいもあるかも知れないが、宅急便の段ボールは紙製テープで封してある場合が多い。 好みの問題かもしれないが、それに比べ布製は指で簡単に切り裂くことができ、粘着力もあるので使いやすい。 私は布製を梱包にはよく使う。
 絶縁が必要なものにはビニールテープが向いているが、電気製品などのケーブル(例えばパラボラアンテナの接合部の腐食防止などに使った)。
 ビニールテープは粘着力が弱く剥がれやすい。一度剥がれると使い物にならない。 今では電気のプロが使うぐらいで、縁遠い存在になってしまった。
 3種類のガムテープをみてきたが、正式には基材の種類により以下のように分類される。
 ・表面に光沢がある、クラフト紙製のテープはクラフト粘着テープという。
 ・布製で、布目に沿って手でまっすぐ切ることができるテープは布粘着テープという。
 ・ビニールテープは、防水性が強く屋外での電気工事など特殊用途に使われ、絶縁テープという。
 家庭には絆創膏やキネシオテープなど体に使うものも多い。これらについては整理してまたの機会に紹介したいと思う。


 
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