日常細事


kiji

2016.10.7 私流入浴法
 つまらないことだが、日常生活の中で習慣化しているものの一つに入浴が挙げられる。
 日本人はことの外風呂好きだと言われている。毎日か一日置きには風呂に入るのではなかろうか。
 そういう私も風呂好きで、毎日の日課のように風呂に入る。
 最近は足元と手元不如意で温泉には行かないが、広々とした浴槽で体を一杯に広げて、ひと風呂浴びたあとの爽快感は格別だ。
 それはさておき、風呂の入り方を手順で辿って見ると、結構十人十色であるほど違いがあるのではないかと思う。
 他人の風呂の入り方は特に観察したわけではないが、私の風呂場における行動パターンは次のようなものだ。
 裸になるわけであるが着衣は上から脱いでいく。パンツが一番最後になる。風呂から出た時はこの逆の手順となる。
 我が家はマンションなので狭いユニットバスだ。湯沸かし器はベランダの壁に据えてある。温度調整はキッチンでリモートコントロールする。沸き戻しはできない注ぎ足し型とでも言おうか、冬は不経済な型式とでも言っておこう。
 風呂の温度は40℃ぐらいまでに設定しておく。今の時期は39℃ぐらいで浴槽に湯を張ってから入る。 これは季節により変わる。冬場は浴室が冷えるので、換気扇も止める。
 さて、浴室に入ったら先ずザット体を一洗する。そして浴槽に入るのだが、これも決まったパターンがあり、私は右足から入る。利き足が右のせいかも知れない。浴槽に浸かりながら歯を磨く。
 約20分ほどで上がり、洗い場で体を洗う。頭をシャンプーし、髭を剃る。カセット替刃の安全カミソリでザラザラ感が無くなるまで丁寧に仕上げる。それが終わると百円たわしに液体石鹸を浸し、首から下、足先まで大雑把に洗う。あとはシャワーで流し入浴の一連の作業は終わる。洗い場を出て、バスタオルで体を拭き、下着を変えれば、一日がリフレッシュする。生を実感する一瞬である。
 平凡な日常生活の中で、誰でもきっと独特の生活パターンを守って毎日を過ごしているだろうという例を示してみた。


 
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