日常細事


kiji

2016.11.10 練習と本番(前編)
 私の最近の娯楽は、気分のリフレッシュを兼ねて集まる宿泊麻雀(マージャン )大会だ。2か月ごとに常宿に集まるが、50年近い付き合いなので気心は知れている。皆後期高齢者になっているので、一番の目的は無事に動けるかの確認ということになる。
 とは言っても、ろくな会話もないままに直ぐに麻雀が始まり、翌日の昼まで食事と浅い睡眠を挟んで続けられる。麻雀漬けの24時間で、最近は疲れがなかなか抜けないのも事実だ(ここまでは以前にも記した)。
 この麻雀大会を楽しみに、普段家でもテレビでプロの麻雀の打ち方を見て、いい打ち方の研究を重ねている。他にもパソコンに入れた麻雀ゲーム「最強の・・」と称するソフトを使って腕を磨いている。今まで(10日間ほど前か始めて)に半荘(はんちゃん:東南戦)を150回ほどこなしているが、半分が1位である。これは現実では有り得ないことだ。最強ならぬ最弱で、これは本番では通用しないレベルだ。
 練習とは数をこなすことに尽きる。普段本番で打つスピードの5倍ぐらいの速さでゲームをこなす。瞬時の判断が求められる。一種の脳トレになる。所詮麻雀は「ツキ」の勝負である。これほどプロとアマチュアの差のないゲームは珍しい部類に入る。短期決戦においてはしばしばプロがアマチュアに首位の座を譲るのを、テレビ観戦では見ている。
 ここからが本題。本番で力を発揮することについて、野球選手を例に引いて見ることにしよう。(次回「後編」に続く)

 
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