日常細事


kiji

2016.6.30 生活をリセットする
 今までにも再三書いたように、持病の糖尿病対策には色々努めてきた積りだ。
 生活改善の手始めとして、食生活と適度な運動を実践してきた。
 食生活に関しては、かみさん任せで糖尿病対策のメニューをありがたく頂いてきた。
 ここには自助努力といったものはなく、出されたものを食べるという、受見な姿勢しか見られない。元々甘いものが好きだから、ちょこちょこ菓子などを間食していた。
 実はこれでは効果が出ないのは、後で分かることになる。
 三ヶ月毎に一回行う定期検診(血液検査)での血糖値の数値はHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシ-)といって、簡単に言うと血管内のブドウ糖の数値で示される。普通の人の場合この数値は6.5以内に収まっている。私の場合は8.0以上もある。この数値が下がらない限り病気は改善されていないということになる。
 ここ数年努力を続けてきたが、この調子では方向性が見えないので、一念発起して自助努力で何とかしようと考えた。
 今年4月から生活習慣の更なる転換にチャレンジしている。明日から7月であるから、やがて3ヶ月が経過することになる。
 何をどう変えたかというと、昼食をバランス食品に変えた点が一番大きい。家での昼食は家族がいる手前摂りにくい。そこでいつも11時頃には家を出て散歩に出かける。30分ほど歩いて行きつけのカフェに行く。そこで紅茶を頼み、水をもらって決まった薬(腰と胃腸の薬)を飲み、バランス食品(各種変えるが1食分限定)を摂る。これで昼食は終了。以降夕飯まで原則間食はしない。そしてまた30分ほど歩いて家に帰る。約6000歩から8000歩のウォーキングとなる。
 この生活パターンをおよそ3ヶ月続けた。毎日自分で血糖値を測るが間食さえしなければ、これで血糖値は正常値(130以内)に収まる。HbA1cの検査結果はまだ見ていないが、多分相当改善されているはずだ。
 今のところ病院で出される食事並みのカロリー制限に耐えている。つまり生活習慣を一度リセットしたということである。これはかなりストイックな生活を強いられるので、いつまで持つかは自分次第ということになる。
 目下の目標はインスリン注射(1日1回最低限の量を打っている)の呪縛から脱することである。


 
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