日常細事


kiji

2016,6,9 トンネル考(2)
 トンネルというと思い浮かぶのは、鉄道や高速道路のそれで、交通機関の一部もしくは地下鉄のように、もともと地下のトンネルを走るようにできているものもある。
 最近特に都市部では土地利用の問題から地下に構築物ができるケースが増えている。そういう視点で見ると、地下街なども道路ではないが、地下に入り地下から出るという構造を考えるとトンネルの発展形と見られないでもない。
 地下街といえば横浜駅西口ダイヤモンド地下街や東口のポルタを上げることができる。最近できた地下鉄みなとみらい駅は、少し変わった街づくりのインフラとしての効果が大きい。地下4階にホームがあり3階と2階に改札口がある。改札口も横浜・渋谷側に4つに加え元街・中華街側に1つと、多くの出入り口がある。
 これらの地下街の構造についてウィキペディアでは
 「みなとみらい駅は、横浜美術館やランドマークタワー、国際会議場と展示ホールを持つパシフィコ横浜、クィーンズスクエアなど文化施設や商業施設が立ち並ぶみなとみらい21中央地区の中心にある。特に、クィーンズスクエアと駅は、ステーションコア大吹抜により空間的に一体化しており、地下約23Mにあるプラットホームからも、自然の光を感じることができる。
 地下鉄に直結する「MARK IS(マークイズ) みなとみらい」の建物は地上6階建て・地下4階構造で、商業施設面積は約43,000m²となっている。同地区における商業施設としても最大規模を誇っており、みなとみらい駅とも地下4階で直結、えきまえマーケットを形成している。2013年6月21日にグランドオープンした」
 発展を続けるMM21地区を見ると、上に高く、地下は深く、広くと土地の有効活用が最大限に働いている。
 トンネルに話を戻しまとめると、横浜のように丘陵地帯や崖の多い場所では、どこに行くにも坂道を通るという回り道が避けられない。東横フラワー緑道のようなショートカットのトンネルがもっとできると、私のような足腰に問題を抱えるものには嬉しい限りなのだが、こればかりは夢物語で終わりそうだ。


 
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