日常細事


kiji

2016.8.9 往復五千歩への拘り
 今回は実に個人的な関心がテーマで「散歩を数値に換算」して分析してみた。
 夏真っ盛りだから当然外は猛暑であり、散歩といえど命懸けといった按配となる。
 以前、一日一万歩と広言したのを覚えている。一年も経たない内に趣旨替えと言うのも格好悪いが、この暑さと自分の歳に鑑みて、歩く歩数の目安を五千歩と半分にした。
 即ち朝夕二回で一万歩だった目標を、朝か夕方のどちらか一回にしたことで、歩く歩数も半分になったという単純な話しだ。
 だいたい散歩のコースは決まっていて、東神奈川駅方面か、大口駅方面のどちらかになる。いずれも往復すれば約五千歩になる。
 費やす時間は約2時間で、途中カフェなどで1時間ほど休憩しないと身がもたない。実はこの休憩は構想を練るには欠かせない時間になるのだが。
 この数値はスマホの万歩計で測る。駅までの距離は約1.7キロ、所要時間30分、歩数2300歩、消費カロリー70キロカロリーなどと表示される。これを目安にして歩くので、昼食の150キロカロリーが往復で消化できることになる。
 なぜこの数値に拘るかというと、持病の糖尿病対策の効果を目で確かめるためである。この計測には専用の測定器を使う。糖尿病の正常数値は血糖値130が境目だ。間食せず毎日の散歩を欠かさなければ、正常値を維持できる。このルールを破れば、血糖値は一気に200位まで上昇する。
 糖尿病は生活習慣病であるので、一定のルールを守らないと数値上は悪化してしまう。他にもコレステロールなどの数値も注意すべきだろうが、何故か他の数値に関しては無関心に近い。それに、あれやこれや身体の数値全部に気を配っていたら、精神的に参ってしまうに違いない。
 身体のあちこちが痛いのも辛いが、食べたいものが食べられないのも辛いものだ。それでも数値が悪くならぬよう我慢してしまう。
 数値管理とは、まるで成績が落ちないように、苦労して勉強するのようなものだ。

 
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