日常細事


kiji

2016.9.16 行く手を阻む邪魔物
 道を歩いていると、結構邪魔な障害物があるものだ。一つ一つ上げていき、その現状とどうすればよいかについて考えてみる。
 狭い歩道をふさぐ電柱を例とすると、いつも散歩している県道の脇の歩道の中に設置されており、歩く妨げになる。信号の多い道路だから走行する車両も多く、車道に出て歩くのは危険だ。反対側の歩道は広いので、車のいない隙間をぬって渡ることにしている。
 当然の話だが、狭い路地にも電柱は立っており、邪魔だけでなく、張り巡らされた電線は空の景色を悪くし、美観を損ねている。新しい道路や街づくりでは、電柱は地下埋されているので、邪魔もなく、空が広々としている。古くからある町はずっとこのままなのだろう。
 次に街路樹の存在も邪魔物の一つとなる、古くからある高台の町は桜や欅、銀杏などの並木が残っている。車が多くなり、歩道の必要性が高まり、並木を残したままで作ったので、欅などの大木が歩道の中心に居座ることになる。歩行者には邪魔な存在で中には落雷などで枯れて根元から切り倒した後の、巨大な切り株が残っている。根が地中深く張っており撤去できないのだろう。
 歩いていて邪魔な物の次に上げるのは、手入れの行き届かない木の枝が、庭から道路に突き出て、人の顔の高さまで垂れ下がり、うっかりすると顔にぶつかることがある。こればかりは家主が、確り手入れしてほしいものだ。
 次なる障害物は歩道に乗り上げて駐車する不法車輌。コンビニ前に並ぶ自転車など。これらは人の迷惑顧みずの典型例で必ず出会う障害物だ。散歩とは障害物競走ではないと言っておきたい。他にも工事車輌や商店のはみ出したワゴンなど町中にある障害物はいくらでもある。狭い日本の道、歩く人の方で気をつけよう。



 
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