日常細事


kiji

2016.9.30 貼る・剥す(セロテープ)
 日常生活において貼る・剥すという行為は当たり前になっている。
 そうした行為にテープ類は欠かせないアイテムといえよう。その代表格であるセロテープから話を始めることにする。
 どこの家にでもあるセロテープは、それだけ使い道が多いモノの一つだ。例えば、裂けやすい紙類の補強や小箱の蓋が開かないように仮止めするのに使う。
 書店や電気店のレジの脇にはカッターに収まったセロテープが常備されており、レジ袋のベロの部分やポリ袋の口が開かないよう貼り付ける。運ぶときに口が開いて中身が落ちるのを防ぐためである。用が済めば剥して捨てられる運命にあるモノだ。
 セロテープを貼りつける時片側の端を少し折り返してあると、べったり貼られるより剥しやすい。
 電気製品などを購入すると付属品が個別にビニール袋に入っていることが多い。この場合セロテープ止めはべったり貼られているので、剥すのに苦労する。爪を立てても引っかかりができず、最終的にはカッターなどで切り裂くようにしないと開封できない。
 セロテープは使い道が広く、便利だが粘着力が強いのが仇になる例はほかにもある。ノートや本の表紙の補修に使う時、テープを引き出す際に指紋が付いてしまい、それが貼った後に汚く残ること。真っ直ぐに貼れないで曲がったり、皺が入る場合に剥すことができないこと。無理に剥すと元の地を痛めたり、破いてしまうことなどだ。
 今回はセロテープに限定してその長所・短所などを上げてみた。テープにはもっといろんな種類があり、使い分けることが上手な使い方と言える。
 それらの話題については次回以降の貼る・剥す第二弾に譲りたい。 



 
この記事に関するご感想などを下記メールでお寄せください。comfree@papars.net
2013年の記事を閲覧するには日常細事のアイコンをクリックしてください。
©2013 papa's_pocket. All rights reserved.