日常細事


kiji


2016.5.11 新発想
 阿部首相がプーチン大統領との会談で「北方領土問題に関する話し合いについては、新発想で臨む」旨の報道がなされている。
 このコラムでは政治ネタや特定な宗教、思想について語ることは、当初のルールでご法度にしている。
 従って今回もキーワードとして「私に必要な新発想」について取り上げることにした。
 発想とは「アイデアを生み出すこと」で、これだけで新しいものだから、あえて「新」をつける以上、そこに相違点がなければならないはずだ。
 私のホームページでは、サイトマップ(索引のような一覧表)で、性格の異なる内容は分類している。このマップ上に、ジャンル別にそれぞれ個別の作品が配置されていることになる。
 見方によっては、こうした手法は、共通の視点で作品を創作しているようで新規性に欠けるものだ。どこか視点を変えないと「新」とは言えまい。
 新しい切り口で、いま構想しているのは、北斎の富嶽三十六景などのように解説が必要だと思われるものの扱いである。
 外国からのビジターも四分の一ほどおられるので、これを英文対訳で掲載したいと考えている。それほどの語学力はないので、翻訳ソフトを使いたいと思って、少し試してみたのだが、いまいちである。原文を平易な言葉に変え、短くすれば、どうにか通じることは分かっている。
 ところが時間がかかるので、やりかけたままで、放置してある。頃合いを見て公開することになるだろうが、これが実現すれば、新発想のページが誕生すると言えるのではないだろうか。ただし、あまり間口を広げると、雑な仕事が更に雑になるというのも心配だ。
 創作のアイデアに新しい発想を取り入れ、従来とは異なる独自性のある表現(自分のカラーを出す)ができないだろうか。このことに関しては、別稿「書く(write)」で紹介したい。



 

 
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