日常細事


kiji

2017.3.27 寝具あれこれ1(mono)
 生活する中で眠るという時間は1日の3分の1を占めると言われる。したがって眠るための道具である寝具はおろそかにできないグッズといって差し支えない。
 いつものように自分の身の回りから観察してみるとしよう。寝具は和洋2種類に大別される。和室では普段布団は押し入れに入れて置き、眠るときだけ畳の上に敷布団を敷き、シーツを掛け、枕(これも色々あるので後述するが)を置き、上掛け布団を上に掛ける。
 夏と冬では枕以外は枚数も厚みも違ってくる。布団の中身は綿(わた)が普通だが、高級な上掛けには羽毛なども使う。
 洋間の寝室はベッドが多い。ダブルベッドとシングルベッドがあるが、我が家のはシングルで木製の枠にスプリングマットがセットになっている。その上に薄めのベッドシーツを敷き、掛布団は和洋兼用の物だ。心掛けねばならないことは、下敷きのマットは湿気を吸収するので、定期的に干すなどして乾燥させないとカビが出る危険性がある。
 私はずいぶん前から居間のソファーベッドが寝場所である。家族が集まる場所なので、昼寝などしたいときは、和室で書き物をしているが、座椅子を倒し(何段階かに倒せる)毛布を掛けて一休みする。うたた寝だからすぐに目が覚めるので、また元に戻して、作業を続ける。ソファーベッドには低反発または固めのマットを敷いてある。寝る時は掛布団を出すのが面倒なので、毛布を2枚かけて寝る。拘っているのは枕で、これは少々値が張るがテンピュールの枕を使っている。これは固さにほどほどの反発があり、ネックの部分が少しくびれており、頭にフィットして寝心地もよい。
 冬場限定だが秀逸な寝具がある。それは電気毛布でこれは日本製で、薄い化繊の毛布に微弱電流を流す方式で、頭寒足熱型になっている。手元にリモコンがあり、温度調節ができる。敷いてよし掛けてよし、ひざ掛けにもなる。水洗いもできる。見た目は安っぽい感じがするが、さすが国産技術全く問題なく2年目の勤めを果たし終えそうだ。
 次回は寝具の歴史について調べることにする。

 

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