日常細事


kiji

2017.6.18 自分は何系?
 これは学問上でいうところの文系とか理系といった分類に、自分はどっちに偏っているかという話である。
 自分では今している活動(電網作家と勝手に名付けている)から判断して、文系だと思っていた。物書きは大体文系に属するものだという思い込みがあったからだ。
 ところが、このコラムを書くに当たってネットで文系と理系の相違について調べてみたところ(私は物を書く前に必ず下調べをする)、その中に適性検査みたいな書き込みがあり、10項目について自分はどっちを選ぶかという二者択一に答えた。その結果の判定は驚くことに70%の確率で理系であると判定された。
 中学までは算数が得意だったが、高校に入った途端「物理」や「幾何」などの課目に出合い、途端に「これは苦手だ」と感じた。本を読むことは昔から好きで、国語や歴史は面白かった。どうもよく考えると教師の授業の教え方に問題があったと今にして思う。東大出の先生が教え方が上手いとは限らないということだ。むしろ知識が高すぎて、それが邪魔して、理解できないのは生徒の頭が悪いからだと決め込んでしまう。「本当は教え方が下手なだけなのに」という訳で、この頃を契機に自分は文系向きだと思い込んで今日に至っている。
 ところが今の活動を先ほどのネット検索と照らし合わせてみると、確かに理系であることが分かる。少々その根拠を示してみよう。
・自然に左右の手を重ねた時、左手が上になるのが理系である。実に明快な判定方法だ。私は左手が上になる。
・物事に対して理屈っぽい。先に書いたように下調べなどしないと安心できないような面は理系で、文系は大雑把で気にいないタイプだそうだ。
・理系は冷静で自分を客観視できるが文系はすべてに情熱的で理屈抜きで行動する。もちろん私は前者である。
・理系は人づきあいが苦手。一人の時間でいるのが多い。文系は社交的で常に誰かとおしゃべりしているのが好きで、一人では寂しくてしょうがない。私は一人で考え事に浸る時間を大切にしている。
 このように、まだまだ沢山の比較項目があるが、字数の関係でこれくらいにするが、どう見ても理系という判定が出てしまう。人から見ればシコシコとホームページ作りに没頭している私などは、理系そのものだと判定しているのかもしれない。
 ちなみに女性は文系が多いということだ。
 もっとも私も30%は文系だから、この辺にもう少し光を当てて、今更ながらせいぜい愛想など振りまくことにしよう。


 

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