2017.10.26 千里眼と地獄耳(その2)
人の感覚を最大限に表現する言葉を探してみる「ことば遊び」2回目は面(つら)・顔に関するものを紹介する。数ある表現の中から独断と偏見で選んだことをお断りする。(Weblioから引用)
頭:頭から湯気(ゆげ)を立てる
「非常に怒っている様子の形容。かんかんになって怒る」これはきっと頭に物凄く血が上っていく状態なのだろう。
髪:怒髪天を衝く
「激しく怒って髪の毛が逆立ったすさまじい形相〔史記 藺相如伝〕」仏像の中にはこういう形相をしたものが多い。
面:面の皮千枚張り
「きわめてずうずうしく厚かましいこと」面の皮が厚いの最大限の厚かましさのことだろう。実際どのくらいのものか見てみたい。
顔:顔から火が出る
「大変恥ずかしくて,上気して顔が真っ赤になる」こういう体験は誰でも覚えがあることだろう。こういう時は、顔を洗って出直すことだ。
額:額に筋(すじ)を立てる
「額に青筋を浮き立たせて、激しく腹を立てる」たまに顔に筋が浮き出ている人を見かけるが、相当怒りやすい人なのだろうか。。
眉:柳眉を逆立てる
「美人が眉をつり上げて怒る」何となくオッカナイが、見てみたい気もする。
鼻:鼻を撮つままれても分からない
「まっ暗で一寸先も見えないことをたとえていう」人生は一寸先が闇だ。
頬:頰っ辺が落ちる
「非常に美味であることをいう語」本当に美味しいとそんな感じがする。。
口:口が裂けても
「下に打ち消しの語を伴って)口外しないことを強調する語」物凄い決意が伝わってくるものだが、不思議とどこからか秘密というものは漏れてくるものだ。
歯:切歯扼腕(せっしやくわん)
「歯ぎしりしたり、自分の腕を握り締めたりすること。ひどく残念がったり怒ったりすることにいう〔史記 刺客伝〕」私は現在神経痛の痛みに耐えるのに切歯扼腕している。
頤:舌の先が顎に付くと大泥棒
「べらべらとよく舌の回る人にろくな人はいない。あまり多くをぺちゃくちゃ話すな、という戒め。広言多弁を忌む」子どもの頃こう言われて本当に鼻にベロがとどくかチャレンジしたことを覚えている。
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