2017.8.31 状況で変わる自己対応力
人間は環境の変化に思ったより早く順応するものだ。
一つは食事の取り方だが、昼飯を抜こうと決意したのだが、食前食後に多くの薬を飲むために全く摂らないわけにもいかず、バランス食品で済ますことにした。こうした健康食品は飽きるので、数種類試しながら続けてきた。散歩のときは手軽で重宝したが、病を得て出かけられなくなった。
家で寝たり起きたりを繰り返していると、食べるのだけが楽しみになる。帯状疱疹の痛みは食欲には影響しない。右手が使えないから食べにくいだけだ。こんな状態が2か月ほど過ぎ、今も改善されていない。食欲に話を戻し、変わったものが食べたくなって、医者の帰りに、天丼を買って、家に戻って食べた。とても腹にもたれ、気分まで悪くなった。昼には体が軽いものしか受け入れないようになってしまったようだ。メニューを変えるとすれば菓子パン1個で 十分だ。このように食事のパターンを変えただけでも、身体は順応するものだ。
ましてや20年以上も続けてきたウォーキングをいきなり2ヶ月もしなくなったのだから、影響が出ないわけがない。ウォーキングは全身運動だから全筋肉を使う。それがすっかり削げ落ちてしまった(2017.8.12 使わなければ衰える)。これも身体が勝手に状況の変化に対応してしまったせいである。
このように習慣によって得たものは、それが中断すれば失われる。これは体が勝手に対応してしまうものだから避けようもない。習慣には良い習慣と悪い習慣がある。その内容は人によって判断は違うだろうが、だいたい良し悪しの判断はつくものだ。それ故やり直す時間があれば、良き習慣を作り出し、依存症のような悪しき習慣は捨て去る努力をするべきだろう。口でいうほどたやすいことではないが、やってやれないはずはない。
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