2018.1.7 急いては・・・
『急(せ)いては事を仕損じる』という諺がある。似たような諺には、急がば回れ/短気は損気などが上げられる。
出だしに何んでこのような諺を並べたかというと、HPの年度切り替え(1月と7月)の作業が、年齢のせいか身体のせいか思うように捗らず、諺で示したような状態に陥っていることがたびたびある。諺をもって自戒とする訳であるが、HPとは大雑把な表現をすると、見出しと本文で構成されている。形式としてフォルダをイメージしていただけるとよい。インデックスが見出しで、フォルダの中の書類が本文に当たる。
ここからが少しややこしい。インデックスとフォルダの中身を関連付ける必要がある。これをリンクを張る(網目状に、ウェブページとウェブページをつなげる)という。このリンクを張るという作業がモノづくり(書く・描く)の次に大切な工程である。前にも書いたが「切った張った」は日常茶飯事の世界がパソコンでは当たり前。これをコピー&ペースト(略してコピペ)といい、引用などには重宝なテクニックである。
これを今回の移行作業に何の疑問も挟まずにやってしまった。年度ごとのトップページは例えば2017indexというフォルダをつくり、そこに2017年最後のトップページ(index)を移しておく、HPにおいてはトップページは常にindexを読みに行く仕掛けになっており、同じ名前を付けることはできない。そこで2017indexフォルダをつくり、これを「過去のページ」というアイコンに連動させて昨年のページを閲覧できるようにしたつもりであった。
これが大変なチョンボでイージーにコピペで作業を終わらせてしまった。普段は必ずその結果を検証してから先に進むのだが、間が悪かったのかつい見過ごしてしまった。結果はすべてリンク切れを起こしており閲覧できない。上書きしてしまったので簡単には元に戻らない。
バックアップから作り直してどうにか形は収まったが、このページは1か月前のindexぺーじで、これを見るたびに悔しい思いがする。ちょっとした気のゆるみが大きな時間の無駄を産むことになる。「後悔先に立たず」スタートラインで躓いた苦い経験ではある。
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