2018.3.21 刺激
食卓に欠かせない香辛料。餃子にラー油。ざるそばに七味唐辛子。シュウマイにはからし。うな丼にさんしょ。といったようにそれがないと何か物足りない。味がピリッと引きしまる。その「ピリッ」が刺激である。身体に何らかの興奮を引き起こす現象のことを刺激というのが生理学的見解だ。
また目に強い光を当てると一瞬周りが見えなくなることがある。これは外部からの働きかけが感覚に反応を起こさせるのも刺激である。これは感覚のみならず、勝負事をするときなどに身体の中にアドレナリンが放出されて一種の興奮状態になることも心に対する刺激ということができる。
このように私たちは何らかの刺激を受けたり、求めたりして毎日の生活の味わいを変えている。
刺激のない生活を考えたことはあるだろうか。刺激とは身体の五感に作用してちょっとした変化を起こさせることである。必要不可欠とは言わないが、それ無くしては無味乾燥な生活になってしまう。
刺激を求めるのは、生活をしていく上では人によっては活性化の働きもする。その代表がアルコールとニコチンである。私には無縁な存在だが、人によっては毎日欠かすことのできない常用性がある。これも度が過ぎると中毒になり、身体を痛めつけることになる。過度の刺激を与え続けることは人に害を及ぼすことになる。
私にとって大切な刺激とは、頭のリフレッシュである。そのためには散歩をかねて出かけることである。今はまだ体が復調していないので、1時間(約3000歩少々)が限界で、新しい場所への取材に出かけるのは難しい状況だ。それでも外の空気に触れると、物書きに必要な気分転換になる。刺激とは人の行動の誘因となるギアを一段上げるのに役立ってくれる。
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