2018.5.17 目印その2道標(みちしるべ)
若いころはよく登山に出掛けた。山の中で迷わずにコースを辿るには、所々にある道標が唯一の頼りになる。私のように極端な方向音痴にとって、そのように道案内してくれるものの存在は欠かせない。これは初めて訪れる公園を散策するときや、くるまを運転してドライブに出かけるような時にも道標は無くてはならないものだ。最近はGPSが普及してスマホのアプリの地図情報などがその代わりを果たしているが、それは次回の「地図」で紹介することにする。
道案内になるのは必ずしも道標だけではない。都会を歩くときの目印は大きな建造物、MM21のランドマークタワーや東京の東京タワー、そして日本一の高層建築物である東京スカイツリー(634メートル)は人の目を引くランドマークになる。こうした大きな目印は歩くうえで、方向や距離などを推測させてくれるので、目的地に確実に到達できるのには大きな助けになる。
ごちゃごちゃとした路地の中にある家を訪ねるのは、初めて行くときは苦労する。大まかな道案内では役に立たない。そういった時に役立つのが、電信柱に貼られている住居表示である。所番地さえあらかじめ頭にあれば行き先を訪ね当てるのに役立つであろう。それでも見つからない時は近所を歩いている人に聞くしかない。また、街の公園やコンビニなども行く先の目安になる。
分かりやすい目印を頼りに目的地に近づいたら、一番いいのは、それが家庭訪問や企業訪問などであれば、携帯電話を使って直接道案内してもらうに越したものはない。
今回はランドマークを中心にして、目印について言及してきたが、目印と言うものは目安と言った言葉に似ていて、おおよその見当を付けさせてくれるものである。そのことだけを頭に置いて、うまく使いこなすことが、その目印を活かすコツのようなものである。
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