日常細事2018


kiji



2018.5.23 老眼対応策
 視力も年と共に衰えることを免れることはできない。そこで対応策として、老眼鏡をかけることになる。それも2年に1度のように頻繁に変えるようになる。決して安いものではないから、段々と特価というのに誘われて安物に変わっていく。それでも3万円ぐらいはするからそう簡単に買い替えすることも叶わない。
 そこで何とか小さい字を見るにはどうすればよいかと考えた。大き目のルーペやヘッドルーペといってサンバイザーのような形のしたものなどいろいろ試してみた。最近通販で盛んに宣伝している左右の度数を替えられるメガネなども試した。結論をいうとどれもこれも使いにくい。手をふさぐものは書き物をする時には使えないし、度数を変えるやつは取り扱い買いが面倒なうえ、視野範囲が狭すぎてまだ改良の余地がある。
 そこで今こうして書きものと、読み物を同時に行うのに使っているのが、メガネの上に拡大鏡をかけるメガネ型拡大鏡というもの。このメガネルーペと称するメガネ、これは5年ほどどこかの電気量販店で購入したと記憶している。
 その案内書(最新バージョン版の)を引き写すと「メガネ型拡大鏡。大きなレンズと横フレームが長い設計のハズキルーペ。メガネとの二重掛けもしやすく便利。週刊誌2ページ大をはっきり拡大。通常のルーペより拡大される範囲が広く、歪みなく、ハッキリ大きく見えます。長時間使用も疲れにくく、ブルーライトもカットします。視野が広く、あらゆるシーンでお使いいただけます」と何やら宣伝の片棒を担ぐようになっていまったが、宣伝通りでこのルーペだけでもよく見える。流石に手元の文字は老眼鏡の上に二重掛けしないとよく見えない。
 という話で、今そのような状態でこのコラムを綴っているところである。下にかけている老眼鏡(遠近両用メガネ)は、今ではそれ以外にあまり使い道はない。
 老眼が進んでいくと、このように何かにつけて不便である。それでも何とか工夫して毎日を凌いでいる。こんなところでも、知恵を絞らなければやっていけない。これからもそんな生活がずっと続くのに違いない。



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