日常細事2018


kiji


2018.6.16 笑い(6-2)
 オノマトベの笑い最終回(その2)はタ行から紹介する。
タ行
「ドット」大勢が一度に声を上げたり、大笑する。応援団の歓声がドット上がるなどと表現する。
ナ行
「ニーッ・ニタッ・ニタリ・ニタニタ」意味ありげな薄笑い。少し気味が悪い「その男はいやらしくニタリと笑った」「あいつはいつもニタニタしていて気味悪い」など。
「ニカッ」歯を出して微笑む様。使用例の少ない表現で大辞林で「菓子を手にしてニカッと笑った」
「ニコッ・ニコニコ・ニコリ」一瞬うれしそうに笑う・うれしそうに笑みを浮かべつづける・うれしそうに少し笑う。「久しぶりの再会にニコニコ笑いながら近づいてきた」「彼女は振り返ってニコリと笑った」
「ニッ・ニヤッ」喜びを隠しきれず、愛嬌を伴う笑い・声を立てずに意味ありげに短く笑う。「三振振り逃げ。ランナーは一塁ベース上ニヤッと笑って立っている」
「ニヤリ・ニヤリニヤリ・ニンマリ」声を立てないで笑う顔付・意味ありげな薄笑いを繰り返す・一人満足げに声を出さないでほほえむ。「外角高めの直球バッター空振り三振。ピッチャーマウンド上でニンマリと笑ってガッツポーズ」
ハ行
「ハハハ・ハッハッ」屈託なく、快活な笑い「過去の失敗談、恥をかいた話などを聞いて皆ハハハと大笑した」
「ヒヒヒ・ヒッヒッ」気味の悪いまたは下品な笑い・抑え気味に下品に笑う。「ヒヒヒという甲高い声に乗客は一瞬凍り付いた」
「プー・プッ」おかしなことに噴き出してしまう笑い。「それを見て、私は思わずプッと吹き出した」
「フフ(フ)」息を漏らして、自然に出る含み笑い。「中日の岩瀬仁紀(42)に『どうだ、先発をやってみないか?』と言ったことがある。本人は、イエスともノーとも言わず、ただ『フフフ』と静かに笑うだけだった(権藤博の『奔放主義』)」
「へへへ・ヘラヘラ」卑屈に/照れて/軽薄な追従笑い。「あいつヘラヘラ笑ってオレをバカにしやがった」
「ホクホク」満足しきって、うれしさを隠し切れない有様。
 これらは言葉にならない笑いであるが、生理学的には「これらはいずれも表情筋の運動によって作くられる。その程度が強まるにつれて口がやや開き、口角が外側方へ引かれ、目元が細くなり、目じりに皺(しわ)が寄る。感情がさらに強くなると、呼吸運動が笑いに加わる。横隔膜が断続的にけいれんすることにより、小刻みに呼気が発せられ、声を伴うようになる」と説明される(Web検索より)。



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