2018.6.23 腹八分(2)
前回に引き続き、腹八分の具体的実践法について考えてみる。前回日本人の腹八分の目安は400 kcal削減を目標としているので、実際のメニューに従ってどれだけダイエットできるか検証して見ることにする(前回同様リズム編集部HPを参考に作成)。
昼食を外で取る場合のメニューは大体相場が決まっている。かつ丼やパスタ、中華、ファーストフードなどが選択肢に入るだろう。そこでちょっと一工夫してカロリーダウンを図る方法を示す。
例えば、昼食にカツ丼を食べるとしょう。この場合のカロリーは約1000kcal。ここで
「1000kcalも食べるのはよくない」とやめてしまうのは、ストレスが溜まるので、よくない。カロリーカットの生活を続けるには眼に見える苦労はしないことがポイントである。そこでちょっとだけ妥協して、カツ丼を親子丼(約700kcal)にかえると、それだけで約300kcalのカットに成功する。
パスタの場合なら、ベーコンや卵の入ったクリーミーなカルボナーラ(約850kcal)を、和風テイストのボンゴレや明太子スパゲティ(約550kcal)にかえれば、およそ300kcal削減できる。
中華の場合、かた焼きそばと餃子のセット(約1200kcal)を、レバニラ炒めとライスのセット(約600kcal)にかえると、なんと、約600kcalも削減できてしまう。
ファストフードでは、テリヤキバーガー+フライドポテト(M)+コーラ(M)のセット(約1000kcal)を、ハンバーガー+コールスローサラダ+ウーロン茶のセット(約400kcal)にするだけでおよそ600kcalのカットになり、これも目標を簡単にクリアすることができる。
このように「食べたいものを食べない」のではなく、「食べたいものをちょっとだけ変更する」やり方なら、気楽にダイエットを実践できる。このちょっとした工夫が長続きの秘訣である。ただしどの食物にどれくらいのカロリーがあるかを把握していないと逆の食べ方をしてしまうので、注意が必要だ。
次回に続く。
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