2018.10.29 ライフスタイル(生活様式)Ⅰ
今回は自分の生活の在りようについて検証してみる。一般的にはライフスタイルと言われるものである。
某シンクタンクの行った調査に答える形で話を進める。
この調査ではライフスタイルには4つの構成要素があるとしている。
1.志向:何に関心があるのか
2.嗜好:何に喜びを感じるのか
3.環境:社会的条件・制約
4.行動:実際に何を消費し、どのように暮らすのか
それではこの問いに答えて、調査結果と比べてみることにする。
先ず最初の「志向」であるが、何に関心があるかというと、次のように答えるだろう「もう80歳なので、野心などという社会欲(日常細事2017.7.23 欲望の形参照)は無く、身体の制約もあるので、余生でどれだけこの仕事を続けられるか」の一本に絞られる。
これを 「日本人の暮らし方」(国民性の研究』統計数理研究所、2003 年実施)と比べてみると、人生50年を顧みて1番多いのは「金や名誉を考えずに、自分の 趣味にあった暮らし方をする」39%、2番目が「 のんきにくよくよしないで暮らす」22が%、3番目が「一生懸命働き、金持ちになる」17%となっており、1・2番のマイペース志向が上位を占め、私も1番に該当するから、スタンダードな老人ということになる。
次に進んで「何に喜びを感じるのか」であるが、毎朝起きて「今日も新しい一日を迎えることができた」とい実感である。不思議なもので夜寝るときは、なかなか寝付かれず、身体のあちこちが痛んで、ついマイナス思考が強くなるからである。この調査ではこの問いに対して明確な数値で答えていない。それだけ多様性があり、「自分が喜ぶ方法を知っていても、人々を取り巻く環境は性別・年代・場所・時代に よって様々に変化する」からだとしている。次回に続く
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