日常細事2018


kiji


2018.11.17  道具の移り変わりⅣ
 家庭の電化の進み具合は止まるところを知らず、我が家でもいつの間にか3Cを手にしていた。カラーテレビ、クーラー、カーの頭文字の3Cである。車など子どもの頃は夢みたいな存在だったが、今では一家に2台なども珍しくはない。最初の2つカラーテレビもクーラーも今は省エネ化が進み、LED(発光ダイオード)やエアコンのIE(工業技術)化が進み快適になっている。車もハイブリットや電気自動車など燃費が安く、自然環境にも適したものに変化を遂げている。
 電力の供給は3.11の天災で原発の危険性が表面化し後退しているが、太陽光発電、風力発電などの自然エネルギーの再利用のような形に少しづつ変化している。これは地球環境を守る上で絶対に必要なことで、日本の省エネ技術や再利用の技術が世界中に広まれば、地球の環境悪化の進行を少しは送らせる一助にはなるだろう。
 話を戻して台所の電化であるが、もう一つ大きな発明品は電子レンジで、今ではレトルト食品(食品革命も進んでいる)がコンビニの中心食料品になっており、とくに独り者には重宝され、チンすればすぐ食べられるという手間いらずが特徴で、台所の主要道具になっている。他には朝の食事はパンという人も多く、トースターやコーヒーメーカーはどこの家にもある。我が家はガスレンジなので調理にはこれが主役になることが多い。都会の高層マンションなどではIHクッキングヒーターが使われるようだ。
 台所を離れて電化で大きく変わったのは照明である。昔はマツダの電球といってフィラメントを光源とするものが主役だったが、今では殆どの家庭の照明はLED化されており、かつての電球は店頭にさえ出ていない。それに代わって出現したのがLEDで、電力消費量は十分の一程度で明るさは変わらない。色も自由に変えられるので、これからクリスマスシーズンを迎えるが、街を綺麗なイルミネーションで飾り、人の目を楽しませてくれることだろう。LEDは消費電力が少ないので、昼間太陽光で充電し、夜の照明に使うことができるなどのメリットも有り、交通信号や防犯灯に大活躍している。この発明には日本人も大きく関与しており、ノーベル賞ももらったことは記憶に新しい。次回はAI(人工知能)の原動力パソコンなどについて記す。


 



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