日常細事2018


kiji


2018.7.16 日本の祭り
 私が日本の伝統文化の筆頭に挙げるのが祭りである。
これから夏休みになるとあちこちの町で祭りが行われる。昼間は御輿や山車を引き、夜は公園などで盆踊り大会が行われる。もっとも身近に伝承されてきた文化が祭りである。これはメジャーな祭りではない。「祭り」という言葉の起源は「祀る」であり、神前に捧げものをして寿ぐ(ことほぐ)ところにあるから、神事の一つとして始まった。
 日本には伝統のある祭りがあり、毎年多くの人が日本中から集まる。 そこで、ちょっと調べてみた。
 2016年日本の祭り観客動員数ベスト10の中からベスト3を紹介することにしよう。
 第1位は博多祇園山笠30万人。この祭りは、福岡県福岡市博多区で開催されるもので700年以上もの伝統があり、7/1~7/15にかけて行われる。その正式名は、櫛田神社祇園例大祭と言い、博多(日本)を代表する祭りである。その起源は諸説あるが、中でも、聖一国師が仁治二(1241)年、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)をまいたのが始まりという説が有力である。
 第2位は青森ねぶた祭で27万6千人。ねぶたとは青森県各地で行われる夏祭りの一種の名称で、農作業の妨げをする眠気を送り出す習俗「ねむりながし」の「眠り」が「ねぶた」に訛ったといわれている。青森におけるねぶたの記録では、享保年間の頃に油川町付近で弘前のねぷた祭を真似て灯籠を持ち歩き踊った記録が残っている。現在のように大型化したのは戦後に入ってからである。昭和55(1980)年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。祭りの開催期間は毎年変わらず、8/2~8/7までの6日間夏に開催される。
 第3位は「さっぽろ雪まつり」で26万9千人。この祭りは、大通り会場とすすきの会場では2018年度は2/5~2/12の8日間であった。雪まつりは、1950年に、地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことを きっかけに始まった。雪合戦、雪像展、カーニバル等を合わせて開催、5万人あまりの人出で予想以上の大人気だったという。以後、札幌の冬の行事として市民に定着していくことになる。祭りとしては極めて歴史が浅いが、農閑期に行われる祭りのニュータイプであろう。
 ちなみに、日本三大祭と言われるのは祇園祭(京都市八坂神社)、天神祭(大阪市大阪天満宮)、神田祭(東京都神田明神)の三つとされており、2016年動員ランキングベスト10には入っていない。

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