日常細事2018


kiji


2018.8.30 地鎮祭
 日本では家を新築する時に地鎮祭と言う祀りごとを行うという風習がある。今でもこの儀式規模の大小はあるが、大概行われるようである。
 災厄を避ける祀りごとを行うことは、日本人なら誰でも知っている。これもまた日本の文化であり、伝統である。
 そこで今回は地鎮祭について少し詳しく調べてみた。
 地鎮祭は、土木工事や建築などで工事を始める前に行うもので、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を使わせてもらうための許しを得る儀式である。別の呼び方としては、安全祈願祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言う。
 その形式は次のようなものが正式なものである(Wikipedia)。
「一般的には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄(しめなわ)で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建設業者・設計者・施主らの参列の上で執り行う。場合によっては赤白の横断幕を張ったテントの中で行われる事もある。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊<さかき>に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇(南向きまたは東向き)となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供える。関西地方などでは祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もある。この五色絹は五行説における天地万物を組成している5つの要素、つまり木・火・土・金・水を表している」
 次に同じ出典から儀式の手順を示す。
「①手水(てみず、ちょうず):神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、心身を浄める。②修祓(しゅばつ):開式の後、祭典の本儀に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式。③降神(こうしん):祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。神職が「オオ~」と声を発して降臨を告げる。④献饌(けんせん):神に祭壇のお供え物を食していただく儀式。酒と水の蓋を取る。⑤祝詞奏上(のりとそうじょう):その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。⑥四方祓(しほうはらい):土地の四隅をお祓いをし、清める。切麻(きりぬさ)・散米(さんまい)とも言う。⑦鍬入(くわいれ)の儀:斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)、斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)、斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)等が行われる。設計・施工・建主に振り分ける事が多い。⑧玉串拝礼(たまぐしはいれい):神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊等に紙垂を付けたもの。⑨撤饌(てっせん):酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる。⑩昇神(しょうしん):神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式。この後に閉式が行われる。⑪神酒拝戴(おみきはいたい):土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、神職の合図で乾杯を行う」
 少し長くなったが、これはいわば形式であり、最近の新築現場を見ても非常に簡略化されており、建売などの場合、儀式なしと言うものさえ見かける。



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