日常細事2018


kiji



2019.2.13 バレンタインデー
 明日はチョコーレートが街中に溢れる日。いつの間にか異国の文化的行事が日本に定着してしまった。小学生から未婚の女子にいたるまで、この日は日頃心に想いを寄せる男性に、チョコレートの甘い味と共に、そのことを伝えることができる又とない機会となる。 一方で会社などの同僚に配る義理チョコなんて言うのもある。不要なように思えるが、ホワイトデーのお返しのほうが高く付きそうで、ちゃんと織り込み済みの気の入れようなのかもしれない。
 思うに私のような年寄りには、もはや縁のないことで、これは菓子業界の販売戦略の一つぐらいにしか思っていない。何れにせよ、日本人のお祭り好きは何かしら理由をつけて「酒が飲めるぞ」というくらいだから、異国の文化もこの時を一にして行われている「春節」と合わせて「合コン」などと言って飲む機会を増やしてしまう。もっともチョコレートとお酒というのは結びつかないが。その後の付き合いは「酒(ただし20歳以上の大人)」が絡んでくるに違いない。私は全くの下戸だから随分と付き合いの機会を無くしてしまったような気がする。
 ところでサンタクロースと並んで有名な聖人バレンタインとはどんな人だったのだろうかと調べてみた。「 ウィキペディア(Wikipedia)」
「聖バレンタインデー(英: St. Valentine's Day)は、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年に兵士の結婚のために殉教した(時のローマ皇帝は兵士の婚姻を禁じていた)聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタインと呼ばれる)に由来する記念日だと、伝えられている。
 日本では、1958年ごろから流行した。ただしその内容は日本独自の発展を遂げたものとなっている。戦前に来日した外国人によって一部行われ、第二次世界大戦後まもなく、流通業界や製菓業界によって販売促進のために普及が試みられたが、日本社会に定着したのは、1970年代後半であった。『女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する』のキャッチコピーでモロゾフ製菓がバレンタインチョコを最初に考案した仕掛け人であるとされている」とある。
 商売になれば何でもやるという日本人さがよく表れた「祭り・行事」である。


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