日常細事2018


kiji

2019.10.19 自律神経
 かつて経験したことがないくらい巨大な台風19号が日本を席捲してから、もう一週間が過ぎようとしている。その後台風一過の快晴は、前回のコラムに書いた1日だけで、それからはぐずついた天気が続いている。今朝などは床から出るのが億劫なぐらい寒い朝になった。台風の前には我が家はまだエアコンをつけていた。
 このような気まぐれな天気には付き合いきれずに体の方が追いついていかない。
 いまだに半袖でいいのか、それとも長袖にした方がいいのか選びかねている。と言うのは今後も夏日が来ると言うからだ。このような時に変調をきたすのが自律神経である。
 「自律神経というのは、意志とは無関係に働く、器官の機能を自動的に調整している神経系」とある(ベネッセ表現読解国語辞典)。
 大体私ぐらいに年を取ると、この自動的な調整機能が効かなくなる。すると外気の温度差に適応できず風邪などを引くようになる。風邪は年寄りにとって万病の元だから、気を付けなければいけない。
 私の友人もちょっとした風邪をこじらせて肺炎を起こし入院する羽目になった。幸い大事に至らず無事退院できた。しかしその後も体調が悪いようで何が原因か分からないが、味覚障害を起こして食欲を失くし急激に痩せてきている。
 このように調整機能が狂うとあちこちに歪が出て体調を崩していくことになるらしい。もし自律神経失調症になると回復には相当の時間とケアを続けならないというから厄介な病気である。
 話を戻して、昨今の気候の不順は10月一杯は続きそうで、それからは本格的に冬へと向かう模様である。気候が落ち着けば寒さ対策さえしっかりすれば体調も安定してくるはずである。
 ところが、私にとっては一年の中で11月が毎年不調で、自分の誕生月でもあるが、警戒を要する月である。人間歳を一つ取ることがいかに難しいかということを毎年のように思い知らせられている。

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