日常細事2018


kiji

2019.10.6 頭と身体の体操
 家や車はメンテナンスしないと傷みが早くなるというのは誰もが知るところである、
 同様に人にもそれは当てはまる。よく身体を動かし(運動し)、新しい発見や発想に頭を働かせる人は身体の老化やボケの防止に役立っている。
 せっかく親からもらったこの身体。使えるだけ使わない方はない。そこで今回は頭と体の体操と題して、人はどのような工夫をして老化を防いているのか考えてみる。
 われわれの同世代の英雄的存在の三浦雄一郎(10月12日に87歳)や加山雄三(現在82歳)は80歳を優に過ぎているのに元気そのもの、バイタリティーの塊のように働き続けている。その若さの秘訣はまさか「セサミン」のお蔭だとは誰も思っていないはずだ。
 三浦雄一郎さんは山に登るために日ごろからストイックな訓練を自ら課し、今年も南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)の登頂とスキー滑降をめざしてベースキャンプまで行ったが、そこでドクターストップとなり下山した。目的は達成できなくなくても挑戦する心意気が凄い。親友の加山雄三さんは「断念の話を聞き、ご立派だと思った。いろんな人に期待を求められても、いざというときは安全第一。お医者さんの言うことを素直に従う謙虚な心も持っている。勇気ある撤退は、本当の冒険家だ」と語っている。彼も海の男で荒れた海で命の危険に何回も遭遇していることだろう。そういう面で冒険家の一面も持っている。
 こうした挑戦する意識を常に持って生きていることが、健康年齢を長年にわたって維持している秘訣なのであろう。
 そこいくと私などは比較の対象にすらならないのだが、毎日僅かな距離の散歩を続けることと、HPを一日一課題を達成するのに汲々としながらも続けている。まあ言ってみれば「一寸の虫にも五分の魂」程度の意地を通しているぐらいのところだ。
 今やレジェンドとも言えるお二方はさておいて、日々活力をもって生活していく心がけが人の老化を抑えてくれるのだと私は思う。


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