日常細事2018


kiji



2019.7.13 充電(2)
 今回は充電と言っても物理的なものでなく心理的なもの、言い替えれば気分転換のようなものを紹介する。
 これから夏休みのシーズンに入るが、諸外国では長期のバカンスを取るという習慣がある。私の記憶では昭和の時代で今とは全然違うとは思うが、夏休みは5日程度で土曜日は半日働いていたから、結局せいぜい1回家族旅行のサービスぐらいで済ませ、年間の休暇も殆ど取らないというのが普通の世界だった。今の人には想像もつかない滅私奉公とも言える日常が恒常化していたものである。
 それでも私は残業などはしない主義で、5時を過ぎれば麻雀屋に直行し、帰宅は深夜というのがライフスタイルになっていた。まさに「亭主元気で留守が良い」を地で行ったのだが、これは決して健康的充電(気分転換にはなるが職場での付き合いの一環でもある)ではなかったことは確かである。
 それでは本来的充電とはと問われると経験がないのではっきりとは言えないのが正直なところだ。それでもこの歳になって暇を持て余すようになると、他人の行動から推測すると次のようなことが言えそうである。インターネットの生活百科の知恵を借りると、結構沢山充電に当たる行為があるのに気が付く。項目だけでも10以上あるので「なるほど」といった項目だけをピックアップしてみた。ついでに短いコメントもつけてみた。「食の欲望を満たす(食べたいものをたらふく食べる。糖尿病患者には多くの規制があるので)」「ぐっすり眠れること(記憶がない)」「一人でオフを満喫する(大体オフは4人で満喫する)」「新しいことを始める(これは私が75歳からこのHPを運営していることからして、おすすめする。それなりの覚悟が必要)」「多くの人と談笑する(つい最近少人数の中学時代のクラス会に行ったが、気分は昨日の続きといったように気持が軽くなる)」「本を読んだり音楽を聴く(これは習慣化かすれば誰でもできる。多くを読み、好きな音楽を聴くのは確かに頭の栄養補給になる)」
 以上紙数の関係でこれくらいにして、結論を言うと「人間の心という目に見えない存在は、案外、バッテリーがなくなりやすい」ということから、充電の必要性が非常に重要で、上記のどれでもいいので試してみることをお薦めする。



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