日常細事2018


kiji



2019.7.20 カード認証
 今社会ではセキュリティーについて厳しくなり、いろいろな所でセキュリティーシステムを導入している。そのセキュリティーに使われるのが、VISAカードなどのようなカードで認証する方式である。
 ビックリしたのはこの認証という行為、簡単そうで中々込み入っていることを調べていて知った。そもそも認証ということから解き明かしていかなければならない。
 先ず、認証とは当事者と相手がいて成り立つ。例えばバンクカードを例にとると、銀行がカードを登録した相手を認証するという仕組になる。このことを相手認証というのだそうだ。これを正確に言うと(wikipediaによると)「 AがBに自分が本当にAである事を証明するとき、BはAを認証すると言い、Aを被認証者、Bを認証者と呼ぶ」ということになる。
 この相手認証は大きく分けて2つに分類される。それを資格認証と属性認証と言う。資格認証を例示すると、身近な例では21日に行われる参議院選挙に投票する際提示する「選挙権がある事を証明する為の投票所入場券」が上げられる。他にも私が日常使用しているパソコンなどもセキュリティーとしてパスワードを入力する必要がある。これはコンピュータにログインする権限がある事を証明するための行為である。運転免許証なども相手認証の中に入る。また最初に示したバンクカードなども相手認証である。
 もう一つの属性認証というのは、例えば酒や煙草を購入する際に成人であることを証明する認証行為(年齢認証)が上げられる。また選挙の場合は資格認証と同時に選挙権があるという属性を証明する属性認証でもある。
 そうしたことを踏まえたうえで、実際生活上どんなカードが使われているか示してみよう。私は電車をよく利用していた。最近出かける機会が減ったが、その時使うのがスイカ(suica)である。ついでに駅内での買い物は全部このカードで決済できる。ただし3,000円ごとに自動的にチャージされる仕組みになっており、その背後にはvisaカードの大きなシステムが控えている。
 私の知り合いのマンションなどは、我が家のマンションとは大違いのセキュリティシステムでカードでマンションの入口を開けたり、来訪者はインターフォンで入口から来意を告げ、居住者がリモートで扉を開いてくれるといった仕組みになっている。
 セキュリティーを中心にカード認証の一端を今回は紹介した。この認証システムは中々深いので、またの機会に詳しく検証したいと考えている。



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