2019.9.10 たな卸し(5)
たな卸しの最終回はその他のトップページ画面のコラムやリンクアイコン等について行う。
トップページのコラム「日常細事」は私の生活雑感をその都度紹介しているが、週2回のペースで書いている(前掲)ので、「日常細事」アイコンをクリックして遡って数えてみると2014年94回、2015年106回、2016年107回、2017年103回、2018年100回、2019年66回で合計576回となっており、まさに「塵も積もれば山となる」のたとえのように数をこなしている。このコラムは内容はともかくとして、このHPの中核をなすものであることは間違いない。これで次の目標1000話まで中間点をすぎたので、これからはノミトリ眼でエピソードを探し出していく作業が続くことだろう。
次に紹介するのは人物百相と生物百様と名づけたイラストのシリーズ物で、これは当初DUDENと呼ぶイラスト図鑑(英語版1937年出版)から選んだものを額縁画風のカットで示し、クリックして元絵(原画のリメーク画)を一枚の絵として表示させる仕組みを考えた。この仕組みは次に江戸時代の歌麿、写楽そして再び歌麿の版画再生で今も続いている。最初は欧米の伝統的風俗を紹介していたものを、日本の伝統に置き換えて今も続いている。生物百相は途中(2016年)から四季折々の花々を暦の「今日の誕生花」から選んで写生して示すようにしている。この2種類の画集は「paint描く」の中で「浮世絵」「野草観賞」でもリンクさせている。「懐古趣味」はDUDENイラスト図鑑の絵をベースに着色しているもので一番古いがもうすぐ代打が出ることになる。
「人物百相」から少し下がっていくと「時の風物詩」がある。これは毎月のカレンダーとして神奈川の年中行事を紹介するもので、そのほとんどが寺社の恒例行事と二十四節気や七十二候の暦で成り立っている。これも一年ごとに内容が同じになってしまうので、趣向を変えて内容も毎年できるだけ重複しないように工夫している。
最後に紹介するのが「字源」で、これは文字のルーツである「象形文字」「形声文字」「会意文字」を彩色して示している。元々はこれらの文字に加えて「 指事文字」「 仮借文字」があったが、数が少なく2015年に紹介し終わっている。文字のルーツは農業に関わる祭祀にまつわるものがほとんどである。
少し長くなってしまったが、このHPのたな卸しは今回をもって終了する。
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