2019.9.29 CS(シーエス)
プロ野球のペナントレースはセリーグがジャイアン、パリーグがライオンズの優勝で決着を見た。我がベイスターズは2位と期待以上の活躍を見せた。 10月5日からは両リーグとも上位3チームによるCS(クライマックス・シリーズ)に入る。ファンにとってはひいきのチームの試合を1日でも多く見たいと言うのが人情というものだ。
そこで今回はベイスターズのここのところの戦いぶりを振り返って、これからの勝負を占ってみる。ここは冷静に「ひいきの引き倒し」にならないように頭を絞るとしよう。
私の印象では今の横浜の状況はあまり良くない。なぜかというと9月22日づけ「マジックナンバー」で書いた最悪のパターンが印象に強く残っている。絶対のはずのクローザーの山崎康晴が2死後連続フォアボールのあとタイムリーを打たれ流れは巨人に結局延長戦を制せられ、目の前で胴上げを見るという最悪のシナリオで終わった。本当に「野球はツーアウトから」を見せつけられた一戦となった。私にはそれがトラウマでそれからの試合もヒヤヒヤものでやっと2位に付けたというのが実感だった。
今これを書いている時、エース今永が必死に3位浮上を狙う阪神と戦っているが、1,2回の得点機を逃しているところから、阪神には全くもって弱い。言わば「蛇に睨まれた蛙」のような関係にある。もしこの試合を落とせば、多分阪神が奇跡の3位に浮上する可能性が高くなる。もし阪神がCSの対戦相手になればどうもヤバイ気がする。うまく勝ち抜けたとしてもホームのジャイアンツ戦はハンデもあるから、ここのところの推移では勝てそうにない。結論は横浜はCSで姿を消すというのが私の予想である。
無論勝って欲しいと思うが、いまのベイは試合に臨む集中力や気合に欠けるところがある。これでは勝てるわけがない。
大ファンの私がこう見ているのだから、普通の野球ファンも同じように見ているに違いない。
結果セリーグはパリーグの勝者ライオンズに多分4勝2敗ぐらいで勝ちを持って行かれるだろう。横浜が万が一リーグ制覇を果たすとしたら、それは奇跡としか言えない。
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