日常細事2018


kiji

2020.1.22 兵庫県(お国柄25)
 兵庫県というと神戸や甲子園そして芦屋というイメージがすぐに浮かぶ。これはどこか横浜と似ている。港があり、スタジアムもあり、山手といった高級住宅街もある。そういったところから私は親しみを感じてる。
 兵庫県は日本海と瀬戸内海に面しており、日本のほぼ中央に位置する。新幹線、飛行機のアクセスも良く、特に神戸はおしゃれな街として人気がある。 夏には日本海や瀬戸内海などで海水浴やマリンスポーツが楽しめ、冬には但馬地域などでスキーが楽しめる。また、城崎温泉、湯村温泉、日本最古の温泉である有馬温泉があり、多くの観光客が訪れている。摂津と淡路は陽性で外交的、播磨は見栄っ張りで利己的、丹波と但馬は内向的で粘り強く、それぞれの気候や土地柄を反映した顔も持つ。
 廻船の発着地として発展した神戸は、港が開港されると、外国人居留地や雑居地ができた。但馬は、冬は風雪に悩まされ「百日かせぎ」と呼ばれる出稼ぎの風習がある。播磨は海の方へ発展した地帯、丹波は京街道の宿場町として栄えた。ここでも他の地域同様場所柄で気質が異なるようだ。
 そうした視点から更に細かく観察してみると次のようになる。
 神戸の街のほうはオシャレでプライドが高い人が多く、尼崎や播磨は気性が荒い人が比較的多いと言われている。また、新開地や長田は下町で人情味あふれる人が多く、但馬や丹波など山のほうはおっとり、おだやかな性格の人が多いのが特徴である。芦屋など高級住宅街ではまた別の特徴があるのも兵庫県の県民性ということができる。
 全般的にこれらをまとめて県民性をみると「5つの顔をもつ県」ということなる。
・摂津はソフト
・播磨は新しもの好き
・丹波は勤勉
・但馬は忍耐強い
・淡路は開放的
 兵庫県全体としては「控え目」とか「スマート」とか「人当たりがいい」などといわれている。
「これ、しとって欲しいねんけどいける?」(これ、してて欲しいんだけどできる?)

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