日常細事2020


kiji

2020.2.16 山口県(お国柄32)
 山口県は3方向を海で囲まれた本州の最西端の位置にあるため、比較的気温が暖かく過ごしやすい地域である。山林も豊かなため、山と海の幸に恵まれている。瀬戸内海と日本海を見ることのできる山口県。そして、自然が豊かなことで、観光スポットも自然を感じられる場所が多い。日本最大のカルスト台地と鍾乳洞がある秋吉台国定公園は全国的にも有名である
 また、明治維新に活躍した長州藩(長州人としての誇りの源)や総理大臣を過去9人も出しているという自負もあり、県民性の特徴としてプライドの高さがある。自分を良く見せたいと気持ちがあるので世間体を気にしたり、外見には気を使う人が多い。義理や人情に厚いのも一つの県民性といえる。
 しかし、そんな山口県民だが昔から恵まれた生活を送っていた名残りなのか、変化を嫌い守りに回る一面も見受けられる。この表れとして都会などに憧れて上京するという人より、地元に残り仲間を大事にする県民性が認められる認められる。県民性の良い一面としては、非常に人情深く義理堅く、正義感の強く、真面目であるなどの点が上げられる。
 土地柄を見ると、山口県は、大きく分けて東部、中部、西部、北部という4つの地域に分けられる。その地域によって、山口の県民性も少し違うようなので、地域別に見ていくことにする。
 東部には、米軍岩国基地や錦帯橋などがある。そんな東部地域の人々は、広島県に近いためか、気が強くて性格が荒っぽい傾向がある。また、方言も広島弁に近いため、余計に気が強いイメージとなっている。
 山口の中心地となる中部地域。県庁所在地である山口市をはじめ防府、周南・下松がこの地区にあたりる。京の言葉を広めたり、縦横に道を分けたりなど京に似せたことなどから「西の京」とよばれている土地であることから、他の文化を受け入れる寛大な県民性が特徴。
 実は山口県内で一番人口が多いのが、西部地域である。海を挟んで福岡県が近いため、利便性が良いのがその理由と考えられる。歴史で有名な壇ノ浦の戦いもこの山口県の西部地域で起った。福岡県が近いということで、都会的でおしゃれな服装などを好む人がが多いようだ。
 山口県の北部には歴史に名を残す萩市がある。萩市と言えば 、吉田松陰が主宰し、高杉晋作や伊藤博文など日本史を動かした幕末の志士たちを数多く輩出した「松下村塾(しょうかそんじゅく)」の存在がある。萩市は国の史跡に指定されている城下町エリアもあるためか、歴史を重んじる性格の人が多いとされている。
なおっしょかんと、さでしてるよ(かたづけておかないと捨てるよ)

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