日常細事2020


kiji

2020.2.19 徳島県(お国柄33)
 今回からは海を渡って四国を見ることにする。四国は四つの国が集まった一つの島であるので四国という。ひとつの県でもこれまで見たように県民性は同じでないから、四国も各県で異なるようで、それを端的に示すたとえとして、思いがけないお金を手にしたときに、徳島県民は「元手にして增やす」、香川県民は「貯金する」、愛媛県民は「買い物をする」、高知県民は「祝杯をあげて飲んでしまう」と言われている。
 先ず、徳島県に渡って、その地理的要件を調べると、徳島県は高知県と香川県に挟まれ四国の東端に位置している。四国全域に点在している88か所の霊場(四国八十八ヶ所)を巡るお遍路の起点として有名である。霊場の四分の一以上の寺は徳島県にあるのだそうだ。
 阿波踊りや鳴門の渦潮などが全国的にも有名で、シーズンになると阿波おどりの「総踊り」見たさに全国から観光客が押し寄せる。この阿波踊りだが、「阿波の殿様蜂須賀公がいまに残せし阿波踊り」と歌に残されているように、その昔阿波(徳島)藩主の蜂須賀家政が城を築いたお祝いにみんなで踊ったのが始まりだとされている。実際には徳島は気候が温暖で、元々は陽気で開放的な気質だったところにあるようだ。
 蜂須賀公は本拠地が尾張で質素・倹約を旨としたので、阿波でも領民にその励行を命じた。そこから徳島県人も勤勉・堅実な人が増えていった。やがて名産品の藍(伝統産業「藍染」)を売る商人をはじめ商売上手な徳島商人が育ち、徳島県人は「へらこい(抜け目がない)」と言われるようになった。
 徳島県を北と南に分けそ、の県民性を見ると、阿北とは徳島県北部の地域で吉野川市、阿波市、美馬周辺を指す。この地域の人は、かなりの「商人気質」といえる。香川県や大阪との接点が多いことが理由にあげられる。資金があればそれを元手にお金を増やそうと考える人が多いとされる。男女関係なく、商売の才能を活かしている。阿波踊りイベントでは楽しむ側ではなく、稼ぐ側になる。イベント期間は稼ぎ時としてしっかりチャンスを掴んでいる。
 南部の阿南は阿南市周辺のことで、この辺りの県民性は阿北と少し違う。阿波踊りイベント期間は稼ぐ側ではなく楽しむ側になる。比較的に開放的な県民性の人が多いと言われている。しかし、徳島県民は質素倹約が基本の県民性だから、日々のストレスを阿波踊りで発散する。その時だけはとっても開放的になる「メリハリ」のある人が多い。
今日なんしょんで~?(今何しているの?)

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