日常細事2021pre


kiji

2021.1.13 テレワークの心得(1)
 本稿では原文「生活のデジタル化(その1)で記したものを抄訳する。
 テレワークとは自宅でパソコンを使って所属する会社などのサーバー(自前のモノもあればレンタルもある)にインターネットで繋いで仕事をすることである。この他にインターネットを通じて非常に大きな世界に入り込むことができる。そうした仮想現実を「仮想世界」いう。詳しくいうと次のようなイメージである(https://style.nikkei.com/)「今でもネットスーパーで買い物をしたり、LINEで会話したりなど、直接出向かずに必要な要件を済ませることが可能ですが、「仮想世界」ではさらに私たちの日常生活が実現されるようになります。
 毎日会社に行かずとも仕事ができ、学校に行かずとも勉学、友達と遊ぶことができるようになります。
 実はそのようなサービスは以前からありました。しかし、従来のサービスはゲームの世界の延長と見られて、リアリティーが乏しく広くは普及しませんでした。
 ところが、近年の技術の進歩で、例えば、仮想現実(VR)で視覚や聴覚、ハプティクス(触覚)技術で触覚、AIで味覚や嗅覚を作り出す技術が生まれており、人間の五感は仮想世界で再現出来るようになりつつあります。さらに、5Gなどネットワーク技術の進歩、AI技術でより現実に近い「仮想世界」を作れる技術が生まれつつあります。今後より現実に近い仮想世界で、私達は人とコミュニケーションを取ったり、仕事が出来るサービスが広がってくると考えます(現実に今回のコロナ騒ぎでその実現が加速化している)」
 お分かり頂けるように人の行動範囲は現実に行動できる物理的行動範囲を遥かに超えた異次元の社会に入り込むことになる。
 しかし、人と機械との融合にはお年寄りには大きな壁が立ちはだかっている。先ずパソコン或いはスマホが使いこなせないと、この世界には入れない。世界最大級の仮想社会「GAFA(その基盤がMicrosoft)」を利用する場合、私の場合Amazonで買い物をしたいと思うと、まず認証登録が必要になる。
 ここでは個人のプライバシーに関わる多くの事項を満たす必要がある。多分一番悩むのは金融機関のカード番号を登録する場合だと思う。「そんなことは嫌だ」という向きは、ここで先に進むことはできない。安全性を担保するならPaypal( 初心者でも安心してオンライン上でクレジットカードやデビットカードで決済出来る便利なWeb決済システムです)を使うのも一考に価する。だがしかし、そこでも認証のためのID(例えば、名称や加入しているメールの番号など)と自分で決めるパスワードは必須条件となる。
 この大きな壁を乗り越えれば、目出度くこの仮想社会の一員になれる。(続く)

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