2021.1.16 テレワークの心得(2)
本稿では原文「生活のデジタル化(その1)で記したものを抄訳する。
前回では目出度く仮想社会に一員になれたところでまで語ったが、実はそこからが大変なのだ、
私の場合は通販が多いのだがこの世界では1か所に一組のIDとパスワードが必要になる。 そこで数ある組み合わせの認証済みのIDやパスワードをどう保管するかという問題が持ち上がる。私の場合70件ほどのものを登録しているので、Excelで一覧表を作り管理している。使う度にパソコンを立ち上げExcelを開くのは結構面倒なので、紙にプリンアウトしA4のセルロイドケースに入れ裏表見えるようにして使っている。パソコンが壊れればデータは消えてしまうので、必要なデータは紙で保管するか、バックアップを確り取っておくことが安全である。バックアップの手法については後述する。
人によってはアナログ指向でノートにメモする。仮想社会とは違い、形あるものは失くしたり仕舞い忘れもあるので注意が必要だ。
テレワークの実際は私のような隠居生活者には無縁で、インスタグラムによるオンライン会議などはテレビで見てそういうものかと理解している。前大統領のトランプで有名なツイッターなども経験していない。私が唯一人との繋がりがあるのはメールだけで、それも限られている。80過ぎの年寄りがメールでやり取りすることはまず無い。
さて、バックアップの話に戻すと、パソコンがあることを前提に話を進めるとパソコンの側面には多くの外部出力デバイスがある。一番使うのがUSBで多様な使い方がある。話がバックアップなので、その機能に限定して見ると、第1にUSBメモリー(最大512GB<ギガバイト>が市販されている)を使うこと。
第2に外付けハードディスク最大8TB(テラバイト)などはとてつもない容量である。この場合スピードの関係でUSB3.0という規格が必要である。最近はパソコンに内蔵されていたSSDもUSB3.0で接続できるようになり、小型化高速化が主流になりそうだ。
第3にDVDプレーヤーに繋げてDVD(最大両面二層17.08GB)に記録する。これは殆ど動画の録画用だ。
第4にパソコン側面の細長い溝に挿入するSD(HC,XC,US)カードが上げられる。最高規格のSDUCは最大128TBである。これは技術革新の賜物で、5K時代になればさらに加速される媒体である。普通バックアップは1TBあれば十分足りる。
次回は仮想社会のバックアップや実際に仕事を行う舞台になるクラウド(cloud)について記述する。
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